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中小企業がITを活用する"4つの使い道" 兎澤 直樹【経営コラム 2016-06-22】

「ITって今まで正直よく分からなくて、苦手意識がありましたが、
 今日の講演で自分たちの会社でITを活用するイメージが持てました...!」

先日、ある地域の中小企業経営者30名ほどの前で講演させていただいたときに、

講演を聞かれた参加者の方から、そのように言われました。


その方のお話をさらにお聞きしていると、

「今はいろいろなITツールがあり過ぎて、何が良いのかよく分からない」

「ツールばかりが先行して、そもそも何のために会社でITを活用すればよいかがぼやけていた」

「そもそもの"ITの使い道"が整理できた」

とおっしゃっていました。


ちなみに、そのときの講演させていただいたテーマは、

『インターネット新時代に会社を伸ばすIT活用術
   ~上手にITを活用できる会社が生き残る!~』

というものでした。


そして、その参加者とのお話の中で気づいたことは、

多くの中小企業では、

『そもそもITというものを何のために会社で活用するのか?』

という根本的な部分の理解が意外と促進されていない、ということです。

だからエンドユーザーも導入の検討をしようがない、
ということが、意外と多いのではないか。


みなさんの会社でも、
「自社のアプリケーションの紹介」に終始していませんでしょうか?

今は様々なアプリケーションがあり過ぎて、
何が良いのかエンドユーザーにとって分かりにくい状態です。

ITツールが軒並み並ぶ展示会に参加してブースで説明を聞いても、

「こんな機能がついてて」

「こんな風に画面に表示されて」

などという説明が多く、目的や投資対効果が分かりにくいと感じることが多いです。


その中で、あなたも同じようにただ商品の紹介をしても、
提案が他のアプリケーションと混同されてしまいます。

あなたの提案の有効性・必要性が伝わりにくい状態なのです。


しかし、本来であれば、中小企業だからこそ、
うまくITを武器として新たな付加価値を生み出すために活用すべきです。

そして、このメルマガをお読みいただいているみなさまの多くは、
そのためのエンドユーザーのサポートをされているのだと思います。


そうだとすれば、単なる商品紹介ではなく、

その前提として、ITを活用する目的を認知していないエンドユーザーに対して、
それを分かりやすく伝えられる手だてを持っておくことは、とても有効だと感じます。


そして、ITの使い道は主に4つあります。

その話を、僭越ながら講演の中でさせていただいたところ、
ITを活用するための根本的な選定基準が分かった、とのことでした。

その4つの使い道とは、

(1)既存顧客のアフターフォローを強化

(2)社員の生産性と働きやすさアップ

(3)新規顧客の獲得

(4)会社の情報資産の保全

です。



(1)「既存顧客のアフターフォローを強化」については、

たとえばChatworkやGoogleハングアウトを活用して、
顧客と離れていてもサポート体制を強化する使い方を検討することができます。


(2)「社員の生産性と働きやすさアップ」については、

EvernoteやBOXを活用すれば、資料の整理や検索・共有が容易になります。


(3)「新規顧客の獲得」については、

Sansanの名刺管理で眠っている名刺を有効活用できますし、
HPで新規顧客や休職者との新たな出会いを創出することができます。


(4)「会社の情報資産の保全」については、

ウィルスソフトやUTMや情報資産管理システムで、
自社の情報や信用を守ることができます。


みなさんがエンドユーザーに提案されているITツールも、
ほとんどの場合、この中のどれかに当てはまると思います。

しかし、多くの場合、あらゆる「機能の説明」が
「機能の説明」で終わってしまい、効果をイメージすることができません。

お客様にアプリケーション自体の紹介をする前に、

ユーザー目線でしっかりとこのあたりを伝えられるようにすると、
その有効性・必要性がより理解されやすくなるでしょう。

お客様があなたの提案するITツールの導入を決定するのは、
その投資対効果の高さがきちんと伝わったときだと思います。

様々なITツールがあふれているからこそ、
みなさまの提案が混同されないように、

改めて、一番大切な根本部分を
分かりやすく伝える工夫を練ってみてはいかがでしょうか?


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