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地域密着型IT企業の将来像を神山町に見た! 斉藤芳宜【ITビジネスモデルコラム 2013-07-31】

先週末に、久しぶりに徳島県の神山町に訪問しました。


神山町はIT企業のサテライトオフィスで有名ですが、昨年の9月に訪問した時よりも進出企業は増え、さらに進化していました。


神山町のNPO法人グリーンバレー理事長である大南さんの話を改めてお伺いして、神山町の成功要因について、以下のことを感じました。


・未来から考えて、必要なものを揃えていく
・企業誘致ではなく、人材誘致
・仕事を持ってくるのではなく、仕事を持っている人に移住してもらう


最近、私は地域密着型のIT企業の業績アップのお手伝いをすることが多くなっていますが、業績アップの先にあるのは、地域の活性化だとずっと思っていました。


もちろん、業績を上げて税金を払うことで地域貢献したり、地元の中小企業にクラウドを活用して業績を上げて元気になってもらったり、そのあたりのことはイメージできていました。


しかし、その先まではイメージできていなかったのですが、神山町の取り組みを見て「地元でイキイキと働く人を増やす環境づくり」がこれからの役割だと感じました。


神山町は、特別な場所ではなく、日本の田舎であれば、どこにでもある場所です。


山、畑、田んぼ、川、日本家屋、ゆっくり流れる時間、近所の人との挨拶など、日本の田舎であれば、どこでも体験できるものばかりです。


都会のような刺激はないし、娯楽施設はありません。


でも、なぜか心が落ち着くのです。


本来の自分を取り戻しているような気がするのです。


やはり、日本人には日本人らしい生き方、暮らしがあるのだと思います。


今まさに、それが見直されつつあるのではないでしょうか。



そういう意味では、「田舎で仕事をする」という働き方がこれからますます増えてくるような気がしています。


特に、ITを活用すれば何の支障もなくできてしまう時代です。



それと、神山町の取り組みで重要なのは、地元に仕事を持ってくるのではなく、仕事を持っている人を引き寄せているということです。


地元に仕事を持ってくるというのは、いわゆる従来型の企業誘致や工場誘致のことを指します。


しかし、世の中の流れにおいては、工場は人件費の安いアジアに行ってしまいますし、ニアショアの拠点を田舎に持ってくるという動きもありますが、ニ アショアは付加価値を生むというよりコスト削減の一環ですから、地元で働く人の人件費は低く抑えられ、あまり幸せにはなりません。



そう考えると、付加価値の高い、クリエイティブな仕事をする人を地元に引き寄せる必要があります。


今の日本の田舎には、クリエイティブな発想を引き出す環境があります。


都会の喧騒から離れ、本来を自分、自然体の自分を取り戻した時に、新しい発想や本当にやりたいことが生まれるのではないでしょうか。



これからの地域密着型IT企業は、クリエイティブな仕事をいっぱい創造し、ITを活用した新しい働き方を提案・実践し、地元地域の活性化に貢献する


それがあるべき将来像ではないかと考えています。


(斉藤芳宜ブログより)


コラム執筆者のプロフィール

斉藤芳宜

船井総合研究所 IT企業コンサルティングチーム
チームリーダー 斉藤芳宜

 

福井県出身。神戸大学経営学部卒。中小企業診断士。
大手通信会社においてIT関連の新規事業立ち上げのチームリーダーを経て、船井総研に入社。
現 在、船井総研・IT企業コンサルティングチームにおいて、特に即時業績アップにつながるコンサルティングを得意とする、IT・ソフト開発会社専門コンサル タントである。「答えは現場にしかない」という信念のもと、年間250日以上を現場での調査と業績アップ支援に充てている。IT企業経営者向け総合情報サ イト「ITベンダー経営.com」の運営統括責任者であり、全国のIT企業経営者を組織化し、オンリーワン高収益企業の輩出を目指す勉強会「ITベンダー 経営研究会」を主宰している。

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