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コラム船井流経営法

好景気と不景気にとるべき経営戦略

好景気であれ、不景気であれ、企業は企業活動を行わなければいけません。


逆に言えば、好景気には好景気の経営戦略を、不景気には不景気の経営戦略を
とらなければいけません。でないと企業自体が傾きかねないからです。


下記に好景気の戦略と不景気の戦略を対比しながら項目別にまとめているので、
参考にして下さい。

No

好景気

不景気

1

パーソナルユース化がスタートするのは必ず好景気の入り口である

パーソナルユース化が完成するのは不景気の出口である

2

マニアの商品から一般へ普及するのは好景気である

一般へ普及した直後の不景気に、ディスカウントが参入する

3

好景気には新グレード商品の認知に力を入れよ

認知された新グレードの商品は次の不景気に安く売ると必ず当たる

4

好景気時には新しい事態の認知に力を入れよ

不景気時には新業態の参入チャンス
ディスカウンターで参入し、次の好景気で専門大店として認知される
不景気は世代交代のチャンス

5

専門店の進化
好景気は専門店の時代であるから本業邁進時期である

専門店の進化
ディスカウンターの攻撃に不景気は打たれ弱い

6

客単価はアップしてもよい

客単価ダウンが客志向である

7

売上20~30%アップを目標にする

客数20~30%アップを目標にする

8

好景気に創業した企業は短命
経費支出タイプ・・・不況に弱い
売上価値観・・・希薄
客氏高度・・・曖昧

不景気に創業した企業は短命
経費支出タイプ・・・不況に強い
売上価値観・・・強く認知される
客氏高度・・・圧倒的でないと立ち上げられない

9

本業に邁進すべし
好況で儲かっているからといって、新しく会社を作っても、不況で赤字になってしまう

新規事業に参入すべし

10

ファイナンス力を強める
マネーチャンスを高める

ドミナント形成のチャンス
肉を切らせて骨を切る
不況期こそ競合を叩くチャンスである

11

安定成長の時期
Staying powerを蓄積する時期

Staying powerを利用する時期
直前の好景気の反省
直後の好景気の準備をする

12

客単価アップを伴い、新しく売れ出す商品が登場する

客単価ダウンによって、急にうれなくなる商品が登場する

13

客単価アップに伴い、急に売れなくなる商品が登場する

客単価ダウンによって、新しく売れ出す商品が登場する

14

新しい店売商品の開発を

新しい販促商品の開発を
販促の価格帯も下降するので、より低単価の販促商材の開発が必要となる

15

店売の充実
Good Marchandising
Good Quality
Good Price

ディスカウント催事&固定客祭事の充実
Low Price
Good Service
人間関係の充実

16

1000年のローコストオペレーション

17

盆暮れには(ボーナスセール時)前倒しの商品政策・販促計画を

盆暮れには(ボーナスセール時)後倒しの商品政策・販促計画を

18

ストアロイヤリティ訴求企画は、この時期にしっかりとやっておく

ディスカウント訴求チラシを優先させるべし

19

一流化のチャンス(一体化のチャンス)

一番化のチャンス(二流でも一流になれる)

20

一番化の安定

売上逆転(下克上)のチャンス

21

(つきの原理に基づく)独自固有の長所確立時

(原理原則に基づく)独自固有の長所の創造

22

青年期・壮年期はインフレ
一時的に平常時である

老年期、死、誕生の時は
インフレはあまりなく非常時である

23

平常時の終焉時にバブルが起こる

非常時の最初にバブルがはじけ、大不況またはパニックが来る

24

オーナーは部下に贅沢を見せても許される
(例)外車を買う、別荘を作る
※贅沢が許される条件
条件1:給与の伸び率が前年より良い
条件2:ボーナスの額が前年より良い

オーナーは社員に贅沢を見せてはいけない
(例)外車を買う・買い換える、別荘を買う
※贅沢が許されない条件
条件1:給与の伸び率が前年より悪い

25

求人難
よい人材は集まりにくい

就職難
よい人材は集まりやすい

26

人材の育成にあたる(育成強化)

人材の採用にあたる(採用強化)

27

増収体質へのチャンス

増益体質へのチャンス
(高収益率社風へのチャンス)

28

独自性の追求(何かで独自性を)

価格訴求の追求(価格で独自性を)

29

相対的安さの追及
購買頻度・固定客化・情報量・接客力の強化

絶対的安さの追求

30

BEP比率(財産分岐点)のアップ

BEP比率(財産分岐点)のダウン

31

システムへの投資

がむしゃらさの追求

32

一体化のチャンス
社是社訓の徹底
企業理念の徹底
経営理念の徹底

一体化の再構築
キャリアプランの再チェック
中長期経営計画の再チェック
経営理念の再チェック

33

短期借入金依存型
資金回転

短期借入金の他人比率のダウン
銀行からの借入金を減らす

34

能率主義キャリア増進

終身雇用体制の堅持姿勢

35

広域対応固定客化
商圏拡大志向
やや経費増大志向

近隣第一主義固定化
ドミナント化
近隣商圏のシェアアップ

36

自己資本比率アップ

自己資本比率<流動比率

37

現実対応重視の企業運営

将来構想重視の企業運営

38

法人重要の伸長
節目マーケットの拡大

個人需要回帰

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