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コラム船井流経営法

力の原理

競争社会においては、力において、総合力において上回るものが、それ以下のものと競争した場合に、まず絶対的な優位に立つということは揺るがない事実である。
これが、力の原理です。


例えば、ここに2人の人、AとBがいたとします。
Aは、10のことを知っている。

Bは、Aのことを知っている10のことを全部知っているだけではなく、その他もあわせて30のことを知っている。

このAとBが、同じ給与で雇えるとしたら、まずたいていの経営者はBを雇いますよね。


なぜなら、もし、この両者を競争させた時、Aの知っている10の知識の中で全てがカバーできる市場内での競争には両者互角であっても、少しでもBが知っていてAの知らないものがある市場での競争では、Bの勝利が戦う前から確定してしまうからである。
力とは、知識と経験の集積値です。


力のない者は、力のある者との競争では競争市場では勝てませんし、一般にいう一番と二番とはこのような意味での力の順位を示していると考えるのが、順当でしょう。


力の原理からいえば、強者にとっての最高の戦略は「包み込み主義」です。


またこの原理から言えば、やはり弱者は絶対的に不利ではあります。


しかし、これまでいくつかご紹介してきた、「攻撃原則」における弱者の戦略や、
「集中主義」などの、弱者の正攻法を用いて勝てる方法を模索するとよいでしょう。

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