苦しい時期や迷っているときは、守らなければならない原則を外し
て行動していることがあります。
そんな時こそ、原理原則に立ち返って考えてみる必要があります。
マーケティングにも原則があります。
原則は5つありますが、今回はそれをご紹介したいと思います。
(1)一番化主義
一番化主義とは、どの分野でもいいので1つ一番になれるものを
作るということです。
それは、価格の安さであっても、商品ラインアップの豊富さでも
いいのです。とにかく、一番になれる分野を持つことがマーケティ
ングの基本中の基本です。
(2)総合化主義
一番化を達成し、ある分野で一番になった次は総合化を進めます。
なぜなら、一番になった後は新しい商品・サービスを増やして、
客単価をあげないと、それ以上売上が伸びないからです。
ただし、一番になっていないにも関わらず総合化を進めると、
何でもやるけど何も特徴のない「よろず屋」のようになってしまう
ので注意が必要です。
(3)主導権主義
今は、流通の末端が主導権を握る時代です。
流通業の場合で言うと、メーカーか小売業を指します。IT業界で
いう流通の末端とは、メーカーか直接エンドユーザーを持っている
企業です。
メーカーではない、下請けソフトハウスなどは、流通業の卸売業
と同じように厳しい時代になります。
(4)一体化主義
一体化とは、会社の企業理念を社内に浸透させ、共通の夢を持ち、
前進することです。それにより、社内が活性化され、やる気が満ち
溢れます。
(5)効率主義
それぞれが自分の役割分担を認識して、管理の細分化を図ること
です。「命令はマクロに、予算はミクロに」といいますが、これは
社長は大きく会社の夢を社員に伝え、その下の部下は社長の夢を
部下に翻訳し、予算に落とし込んで細かく詰めるということです。
以上がマーケティングの5原則ですが、これらは密接に絡み合って
いるので、掛け算のようにどれか1つがゼロになると利益を追求で
きなくなります。
苦しい時、迷った時こそ、原則に沿った行動ができているか立ち
止まって考えてみる必要があります。
[チーフコンサルタント 斉藤芳宜]
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